top of page
President Miura Photo.jpg

三浦 正名

五戸町の元市長

五戸町国際交流協会の会長

あなたがこれまで協会で行ったこと、または役割を教えてください。

私は2020年6月に五戸町国際交流協会の会長に就任しましたが、新型コロナウイルスの影響で協会としての事業は全て中止の状態でありますので、会長としての仕事はほとんどできておりません。

会長就任以前は20年にわたり五戸町長として国際交流に携わってまいりました。

五戸町は姉妹都市としてフィリピン・バヨンボン町、韓国・オクチョン郡と交流しており、私自身も五戸町長としてバヨンボン町へ2回、オウチョン郡に3回訪問しており、またバヨンボン町、オクチョン郡からも訪問団を受け入れております。そのほかにも米軍三沢基地の家族とも交流があります。

あなたが最も思い出に残った出来事は何ですか。

バヨンボン町への訪問では色々な思い出があります。1回目の訪問ではマニラから車での移動中、バヨンボン町に入ったとたんに道端からパトカーが入り込み、サイレンを鳴らし先導してくれました。また、街中に歓迎の横断幕や看板が掲げられ大変びっくりしました。

​日本語

また、バヨンボン町民の我々に対する歓迎ぶりに感激したのを覚えております。2回目の訪問では町の中心地で寮長の「交流記念碑」の除幕式がありましたが、多くの人出の中、盛大に開催されたことをよく覚えております。2回目のフィリピン訪問で最も感じたことは太平洋戦争というフィリピンにとって大変不幸な時代があったにもかかわらず、日本人に対してなぜこんなに寛大な心になれるのか、ということでありました。

五戸町の若者へのメッセージをお願いします。

私は町長時代に中学生たちによく言っていたのは日本のことわざで「百聞は一見にしかず」ということです。外国を知る上で、今ではテレビやインターネット等でいくらでも情報は入ってきますが、実際現地に行ってみないと分からないことが多いといことです。特に人に会ってみないと外国人の習慣や考え方などは分かりません。できれば、ある程度の語学力を身につけ、身振り手振りを交えても会話してほしいし、そのためには機会があれば積極的に外国訪問をして欲しいものです。

あなたは将来協会に何を望みますか。

現在、私は国際交流協会の会長として、これまでと立場が変わりました。これから会員の方々の意見をよく聞きながら、また町と連携して活動して行わなければなりません。前述したとおり、国際交流とは実際に外国人と接して互いに理解しあうことだろうと思います。新型コロナウイルスが収束した段階で交流活動を再開したいと考えております。

bottom of page